『てっこつ』 ではないogawa幕のレコパル的考察 その2

レコパル

2013年08月21日 06:00

お盆休みを、はさんで、このネタが宙ぶらりんでした(苦笑)・・・・

今回はこの画像から発展的考察を!!!

87年カタログの初登場した、この幕、後日ogawaのメイン幕の一つになる総称名称として 『 ロッジ・ドーム 』 と言う名称を与えられた第一号幕ではないかと、考察します!!

ロッジドームの始まりはこれから!!!





87年に初めて使われた 『 ロッジ・ドーム 』 の名称

それから6年、93年カタログに登場したこの幕!!



Fuerza(フェルツァ)シリーズ

2年後の95年に登場したこの幕



この3枚の画像をよく見ると・・・コンセプト的に現行のこの幕の前身ではないでしょうか???

左右対称、寝室である内幕を追加する事により、就寝人員の確保、リビングの有効活用目的とした、レイアウトの多様化、まさしく、現行の 『 ヴェレーロ 5 』 の基本モデルとなった幕だと思います!!
褒めるわけでは、有りませんが、今から20年も前のモデルコンセプトを現在に反映させても、遜色ないこの先進性!!
ogawaファンとして、拍手を贈りたい!!!


ヴェレーロ 5 に関しては、登場の、いきさつで、面白い考察がありますが、この後に語るとして・・・



年を追っていく中の次なる画像を!!!

96年登場の『スコーリア』 ロッジと同じレイアウトなんですねぇ~!!! したがって、2ルームの形態
前後しますが、ドームタイプ・シェルター幕も95年より、企画販売開始しています!!

サイズ的には、現行のこの幕の前身???

御存知 『 シェルター・ラナ 』

そして、これ!!!

現行のこの幕の前身かと推測します!!!

当時、既に各種幕に対応した、コネクティングも考えられていますが、昨今の幕自体の大型化に伴い、それに見合った、大きさのシェルターにサイズ変更、基本的な機能は結露対策の換気に関しての更なる改良が施されていますが、既に完成の域に達していたと考察しますね!!!(あまりにもogawaびいき???かな・・・苦笑)

1999年現行のティエラシリーズの元祖とも言うべきこの幕の登場です!!!

5名就寝、広いリビング、いわゆる2ルームテント!!!正確には、3名就寝の 『 ソレアード 』 って言う2ルームが先行販売
されてましたが、この際、5名就寝確保を重視して考察していきます!!!

99年に発売されたこの 『 コルティーレ 』 幅320cm高さ190cm長さ460cm 当時の価格90000円でのリリース

『 コルティーレ 』発表して4年後の2003年に、この幕がいよいよデビュー

超ベストセラーのティエラの第一号!!!
それから2年後の2005年、初代ティエラの泣き所(だったはず!!)の結露の問題を解決すべく、ティエラⅡとしてベンチレーターと左右の出入り口を装備して新投入されてます

またまた2年後の2007年、ティエラⅡ(5人就寝)とは別に、ティエラ4(4人就寝)・ティエラ3(3人就寝)そして、ティエラ5(5人就寝)とここで、現行のティエラ5が出現します、ティエラⅡとティエラ5、ともに5人就寝で同時期に併売????
決定的違いは、後方のフレームの追加がティエラ5への大きな変更、このフレームが強度面の補強目的もありますが、のちに追加販売される、ティエラアネックス(追加の寝室スペース)を組み込ませる為の重要な一部になります・・・


翌、2008年、ティエラ5は更なる進化をして、ティエラ5-EXとして147000円のプライスで登場します
スペックとしては、幅310cm、長さ555cm、高さ195cm、ティエラ5と大きさの変更は有りませんが、メッシュ部分の拡大、ベンチレーションの更なる追加、なによりもメインの幕体の生地スペックがアップしています!!
ちなみに、ティエラ5の定価は当時115500円、実にスペックの大幅向上の代わりに、30000円ほどの値上げになっています


2009年に重大な幕の発表が某メーカーから発信されました

この幕です!!!


御存知SP社、ランド・ロック

スペックは幅405cm高さ205cm長さ625cmと、ティエラ5のスペックを大幅に上回る大きさ!!!
それまでの、アメドを代表する背の低い寝室の幕と通称リビシェルのリビング部分のコネクティングでの基本スタイルを一新してのSP社初の2ルームテント!!!
しかも、定価129800円と、大きさがティエラ5-EXより大きいにも関わらず、ティエラ5-EXの2008年価格の147000円より大幅に安い!!!

とっ、カタログ上ではお安く見えますが、じつは、ティエラに標準装備である品をオプションで販売、シールドルーフ11800円とアップライトポールセット5980円合計は147580円と、実はお高くなる計算・・・加えて、SP製品定価販売に対して、ogawa製品は20%の御値引で、SP社147580円に対して、ティエラ5-EXは、117600円どうですか~お値段的には、ランドロックが安い様に見えますが、この流通マジック!!!
2009年のティエラ5-EXの新価格は157500円になりますが、20%御値引で、126000円
やはりお安い!!!!


お値段比較のコーナーではありませんでした・・・(苦笑)

大きさスペックの差はいかんせん、埋まりません・・・幅ティエラ310cmに対してランドロック405cmこの幅の差は、ogawaの旗艦テント、幅350cmのミネルバを持ってしても55cmの差・・・
翌年、2010年ogawaは、この幕を新規投入します!!!

そう、先ほど述べた、ヴェレーロ5の投入です!!!
価格も147000円スペックでは幅350cmとまだ及びませんが、長さは650cmとランドロックを越えたスペックになりました。
価格では20%offの117000円、これで十分対抗できるはず・・・・のはず・・・・しかし、いかんせん、ogawaの宣伝力の弱さと、SP社初の2ルームテントのうりは、多分販売数でも届かなかったのでは???推測ですよあくまでも!!!(笑)

2011年、9月、来季モデルの発表で発表されたのが自社の旗艦テント、ミネルバDXさえも超える大きさの新幕投入発表

幅420cm(+15cm)高さ225cm(+20cm)長さのみマイナス数値で580cm(-45cm)長さを除いて全てランド・ロックを凌駕

大きさのスペックを見る限り、ogawa幕のティエラワイドの優位性はありますが、見えない分スペックとしてカタログ上に出ない事柄があります。

実際に設営撤収の際の手間の問題です!!!

ドームテントの以前からの組み立ての構造的な、基本事項に幕のスリーブにフレームを通し、それを幕立ち上げの際に、フレームを起こすと同時に幕自体も立ち上げてリビング空間を確保するのですが、ランド・ロックの所有の方に限らず、スリーブにフレームを通す設営方法の幕、お一人で設営出来るでしょうか????

悪天候時、風が強い場合に一人設営、たとえお二人での設営、晴天時でも、幕の重さが、フレームにかなりの重量がかかるのでは????と懸念いたします!!!!
実際、「フレームが曲がってしまった・・・・」なんて事例も聞きますし、ましてや、一人での設営は物理的に無理なのでは???


その点、ogawa幕に関しては、まずフレームを組立てた上で、その上からアウターを被せる設営方法、これであるとアウターを被せる際200cmの高さの上から被せる事に苦労しますが30cm程度の踏み台さえあれば、クリアー出来ます、逆に言うならば、ogawa幕に関しては、一人での設営が可能であるとレコパルは認識しています。

カタログスペック上では比較できない隠れた真実、ブログがこのように発達したこの世の中・・・口コミやブログでの情報を冷静読むと、必ず、この話題に行き当たります

大型ドーム型2ルームテント所有のあなた!!!!

1人設営・撤収は出来ますか???
設営時間はどのくらいかかっていますか????


ogawa幕なら一人設営・撤収は可能です!!!
時間も3~40分程度(1人設営)で完了するはずですし、2人であれば、まだ短縮が可能!!!




以上、長文でしたが、あくまでも、レコパル個人の考察・推測ですので、事実関係と若干違う所もあろうかと・・・・

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